ネネのまったりブログ

管理人ネネが雑記を交えつつ、関心の強い「人間」と「自然」に触れていくブログです。

個人的な今のTV番組のつまらなさに対して

TV番組がつまらない」
いつぞやからそのような声が世間であがるようになりました。
実際、私自身もそのように感じることが度々あります。
今回はそのように感じるようになった点について個人的な目線で見ていきたい思います。

 

原因① 娯楽の多様化
 かつては娯楽を楽しむコンテンツの代表といえばTVでした。みんなが娯楽としてのTVを楽しみ、その話題を共有していました。
 しかし、時代は流れ、インターネットを中心に娯楽を楽しむ要素は多様化していき、徐々にその魅力は落ちていきました。
特に最近は番組内での宣伝が激増し、さらにその魅力は衰えていると思います。
そのため同じ余暇を楽しむ要素としては他のコンテンツが選択される事が多くなりました。

 

原因② マンネリ
 皆がTVを見ていた時は様々な世代が視聴できるような番組が制作されてきました。
しかし、インターネットの発展や人による時間の過ごし方の変化などが起こり、普段TVを見ない層が生まれました。
その結果、現在のテレビの視聴者の中心である高齢者が見てもらえるような無難な番組や極力予算をかけない低予算番組が増えました。その為、どのチャンネルの番組が似たり寄ったりに見えます。 
 さらに、昔からの局と事務所の力関係でテレビに出てくる芸能人も似たり寄ったりになっており、同じように見えることに拍車をかけていると思います。

 

原因③ 長いCM
 NHKを除いた民間放送のテレビ番組は合間にCMが入ります。民間放送は企業がスポンサーとなり資金提供を行うため、合間に企業の宣伝であるCMが入るのは理解できます。しかし、一度にその数が多くなり長くなると有益なCMが流れても鬱陶しく感じる方もいると思います。
 YouTubeのような動画サイトも合間にCM広告が入りますが、途中で流れている内容をスキップ出来る点やスキップ出来なくても一個の短いCMが入るのみなのでTV番組の長いCMよりはストレスが少ないと思います。

 

原因④ 見たいときに見たい部分を見れない
 生放送を除き、TV番組はテレビ局で作られた内容をそのまま視聴する形となります。録画した番組は早送り機能で見たい部分まで内容を進める事が出来ます。しかしYouTubeなどのネット動画はすぐに見たい場面を視聴する事が出来るため、こちらに慣れてしまうとやはり不便に感じるのではないしょうか。

 

原因⑤ 数字のための捏造
 今、テレビ局はそれぞれ視聴者の奪い合いを行っています。そのため、テレビ局は視聴者が見たがるような内容を作り出します。しかし、時にはそれが行き過ぎてしまい視聴者に誤解を与える演出が入ってしまったり、事実の内容に演出し視聴者を錯覚させる内容など信用に欠ける部分が出てきています。

 

まとめ
 以上が世間一般で「TV番組がつまらなくなった」と言われるようになった点です。
いずれもインターネットの発展による影響が大きいと思います。
とは言え、まだテレビの影響力は大きく、様々な話題を作り出します
しかし現在の多数を占めるテレビの視聴者である高齢者がいなくなった時、TV番組はどうなるのでしょうか。