録画放送も下手くそなガンホー
2019年10月23日、久しぶりのパズドラ公式生配信が行われました。
しかしその内容も色々波紋を呼ぶ内容となっていました。
今回はその内容について触れていきたいと思います。
番組構成は前半のイベント情報、中盤の裏異形チャレンジ、終盤の進化情報という内容となっています。
前半部分のイベント情報は新たなフェス限定モンスターであるゼローグやファガンの追加や11月から毎日ログインすることで総数305個の魔法石を配布するなど昨年と同様にインパクトを与える内容であったと思います。
ただ問題はここからでした。
裏異形チャレンジは演者であるマックスむらい氏とハライチ岩井氏がマルチプレイで挑戦しノーコンクリアすることでユーザーに報酬がプレゼントされるといういつものものです。
ただ裏異形の存在はパズドラのダンジョン内でも上位に位置する難関ダンジョンです。そしてそこに挑戦するリーダーも弱くはないですが決して裏異形に適正があるリーダーとは言えません。(おそらくマルチプレイで勝てそうなリーダーを採用したのではないかと思われます。)
そのためダンジョン挑戦はなかなかスムーズに進まず、リテイクを数多く重ねる内容になってしまいました。ただ生放送ではないのでそういったシーンはいくらでも短く編集可能です。しかしそのような処理はされず、ダラダラと挑戦しては負ける姿が流された挙句最終的に惜しいところまで行けたもののクリアは出来ず、後日ソロプレイで裏異形をクリアすることで報酬を配ることになりました。
そのあとの究極進化や強化情報も長いチャレンジを見せられた後に足りる程であったと言われれば首を傾げてしまいます。
思わぬユーザーの反応からか山本大介氏は事前収録のため発表が間に合わなかった進化やイベント情報があるので楽しみにしてくださいと釈明も行なっています。
今回の生配信の騒動を見て私が感じたのはユーザー側と運営側の温度差が激しいということです。
運営側は久しぶりの新情報を提供する生配信で昔ながらのダンジョンチャレンジを行えばユーザーの多くが喜んでもらえると踏んでいたと思われます。確かにこれが「生放送」ならそれはありえたかもしれません。しかしこれは事前に収録された内容を放送する「生配信」。
すなわち余計な部分はユーザーに不信感を持たれたとしても「カットをはじめとした編集」がいくらでも可能です。特に今はYouTubeなどでゲーム実況者が多くの動画を上げており、連続でダンジョンに敗北した際も編集を行い視聴者が見やすい構成作りを行っています。
しかしそのような措置はされず生放送に近い作りになっていました。運営側はそれで面白くなると思ったようですが実際はそうはなりませんでした。これはユーザー側の多くはほどほどの長さのダンジョンチャレンジを見て究極進化情報を見たいのに運営側がそれを汲み取れなかったという形になりました。
結局運営側は「ユーザーが減って売上が落ちても一部のコアなコンプ勢や広告収入を得ている動画投稿勢などが課金してガチャ引いてくれるから大丈夫。石配布や新しい進化をほどほどに出せば問題なし。ついでにランキングダンジョンを多めに出せば王冠勢からほどほどに石を吐き出させられる」と思っており、それ以外はまあ適当でいいと思っていると感じました。
現状ユーザーが求めているのは新たな新キャラクターを試せる新ダンジョンや交換所限定キャラクターのためのダンジョン周回以外の新要素などです。なのにそれらも適当でガチャで人権キャラクターを追加して集金することばかりです。
このようなすれ違いがあれば反発が起こるのは当然だと思います。特に最近は何かと不祥事が多いにもかかわらず運営側はその姿勢を見直さず、これまで通りで大丈夫だと思っておりなんやかんやでみんな課金してガチャ引いてくれると考えていると思います。
それがあの生配信に表れていると思います。
実際次の富士見ファンタジア文庫コラボも何故か石消費が7個に値上がりし、キャラクター交換所も最高レア度のリナのみ。なのに今後活躍するであろうキャラクターが多く用意されています。
山本大介氏が述べたように今後何かしら魅力的なイベントが来るかもしれません。ただ結局はガチャでお金を巻き上げのが優先なのでキャラクターとダンジョンがインフレする以外はゲーム環境は変わらないと思います。
なぜならガンホーはそれでも廃課金勢がガチャに課金してもらえるから大丈夫だと思っているはずですから。
なので現在のパズドラユーザーの皆さんは運営に期待すぎるのは良くないですし、課金もほどほどほどに付き合っていくのが大事だと思います。