キスカ修正
ゼノンザードにおいて新たなカード修正が行われました。
今回は上方修正と下方修正の両方が行われました。
その内容とそれについて思うことについて書いていきたいと思います。
1上方修正
まず上方修正。
緑のヤクーツォーク、青のジェイドカラヤン、無色のカトラスが強化されました。公式サイトでも記述されているようにそれぞれの長所を伸ばすことでより使える範囲を広げていると言え、いいと思います。
2、下方修正
これが一番の見所だと思います。
個人的にキスカは現在のBeyond環境を築いたカードだと思います。キスカの効果でオッドアイやアリュシナシオンをトラッシュに送ることで盤面を整理したりトークンを出して攻防を行えるなど利点が大きいためBeyondリリース直後に環境を支配しました。赤白アグロや無色デッキが台頭してきたのはこのキスカによるフォース破壊コンボが強力なためそれに対抗するために出てきたと思います。そのためアオバ同様環境に与えた影響力は大きいと思います。
修正内容はキスカの特徴を残しつつコストを上げたり効果を縮小することで今までの強力な盤面制圧を行えないようにしてありいい調整であると思います。これにより白や緑などのコントロールデッキも戦いやすくなると思います。
そして今回の修正で感じたのは運営側がしっかりゲームバランスを調整してくれるということです。
カードをデザインしてそれをリリースした時に運営側の想像を超える影響を与えることはよくあります。ただ売上や体裁の関係からなかなかそれが出来ない運営もいます。しかしバンダイはそれをきちんと行ってくれています。もちろん国内はシャドウバースをはじめとして多くのデジタルカードゲームが存在するためユーザー獲得も含めてユーザーが遊びやすい環境作りのために調整を行なっているのかもしれません。しかし修正を快く思わないユーザーもいるので諸刃の剣となりますし、スピリット還元を行わなければいけなく売上に影響が出る可能性もあります。それでも環境を整えることを優先してくれて好感が持てます。
その一方で今回は上方修正も行われました。これはいつ何時どのカードが必須カードになるかわからないため極力全カードを持っておいた方がいいということを示していると思います。個人的にはエピックあたりまではスピリットに余裕があれば極力残しておいた方がいいかと思います。レジェンドは生成コストが高いので流行っているデッキのレシピに必要なカードを生成するくらいが良いと思います。
とこのように今回のナーフに対する自分の考えを書いてみました。
ビッグイベントを行い、今後も盛り上がりを見せると思われるゼノンザード。
これからも注目していきたいと思います。