アオバ修正
ゼノンザードの新たなパックの登場時期が近づいてきました。
それと同時に公式サポーターである霜降り明星がイベントAIとして登場するなど盛り上がりを見せてきました。
そんな中驚きの話題が飛び込んできました。
それが「双頭頭領アオバ」の修正です。
アオバは黄色に属するコスト8の上級ミニオンです。
その能力からリリース初期はアオバをメインにした黄色のデッキが大流行しました。
その強さは二つの能力にあります。
ひとつは召喚された時にデッキの上から4枚を見てその中からフィールドミニオン2枚を公開した上で手札に加える能力です。この能力によって上級ミニオンを召喚した上で戦況を有利に進めるためのカードを手札に加えることが出来ます。そのため黄色単色だけでなく複数の色と混ぜた多色デッキでも採用されました。
ふたつめはアオバが行動を終えた後、他の自分のミニオンが召喚されるたびに再び行動可能にする能力です。この能力によってアオバによる追加攻撃が可能となり手札次第では速攻で勝敗を決することが出来ます。
以上の点からアオバをフィニッシャーにするデッキが安定した勝率をおさめ、アオバザードと呼ばれる瞬間が少しありました。
その後「魔術都市の9戦士」が登場し、白一色デッキをはじめとした各色のデッキでアオバの対策カードを用意しやすくなり徐々にフィニッシャーとしてのアオバの役割は少なくなりました。
それでもドローソースとしては優秀でありそのまま採用されるデッキが多かったようです。
そのような経緯から今回アオバが修正されることとなりました。
修正される点はコストの上昇、攻撃力の減少、ドロー効果の下方修正となります。
そしてこのアオバの修正について個人的には「早い」と思いました。
ゼノンザードはまだリリースされて日が浅くカードプルーも限られています。
しかも新パックのリリースも控えています。新カードの全貌はまだ完全に開放されていませんが、現在の環境に影響を与えるのは容易に想像出来ます。
その上でアオバにナーフをかけるのは運営が説明しているようにいろんなデッキにアオバが採用される環境を変化させたいと思われます。
当然新カードが追加されてもアオバが採用される多くのデッキに採用される環境は変化しない可能性はあります。
そのため新カードの追加に合わせて環境整理の意味も含めてナーフがされたと思います。
しかも初期のアオバの人気を考えると多くのプレイヤーがアオバを所有しているにもかかわらずナーフが来たのは正直意外でした。
個人的には新カードがリリースされてその様子を見てからかと思いました。
このナーフによってアオバの採用率は今よりは下がると思われます。
そして未知数の新カードとアオバの修正を合わせてこれからのゼノンゼードの環境はどのようになるのか楽しみです。