ネネのまったりブログ

管理人ネネが雑記を交えつつ、関心の強い「人間」と「自然」に触れていくブログです。

日本のサービスは過剰!?

今の日本には多くの手厚いサービスが提供されています。
それによって多くの人々が便利な生活を過ごしています。
しかし、それらの中には過剰とも言えるサービスがあり、知らず知らずのうちにそれが浸透しています。
今回はそのことについて触れていきたいと思います。

 

日本には「おもてなし」という言葉があるように昔からお客様をもてなすという姿勢があります。
しかし、最近ではその方向性は少し違う方に進んでいると思います。
主にインターネット通販の即日配達、24時間営業のコンビニなど長時間労働を要求しながら生産性の低いサービス提供が挙げられます。
しかしこのような労働環境が増えていけば、いずれはコストがかさんでいきサービスの質が落ちていき、利用者の不満が高まるばかりです。

 

なぜ日本では過剰とも言えるサービスが続けられるのか。
まず自分が思うのは「利用者の立場が提供者より上がった点」が挙げられると思います。
現在、各業界ごとに複数の競合他社が存在します。
そのためどの企業もいかに利用者を増やそうかと躍起になっています。
そのため利用者がより満足できるサービスを提供していこうとしています。
それによって労働者の能力を超えたサービスが求められると同時に多くの利用者が望んでいないようなサービスまで行われています。
またSNSやインターネットの発展によって様々な意見が多くの人々に伝わるようになりました。
それは不平不満も例外ではありません。
そのため企業側はそのような不平不満が広がり企業のイメージが悪くならないようにサービス提供にも敏感になっています。
しかし、それは労働者の負担が増える状況が生まれてしまいます。

 

多くの利用者がいる現在、様々な要望が生じるのは仕方がないと思います。
それでも企業側は利益ばかりを重視するのではなく、労働者の負担を増やし過ぎない労働観環境を整えることが必要であると思います。