ネネのまったりブログ

管理人ネネが雑記を交えつつ、関心の強い「人間」と「自然」に触れていくブログです。

パズドラの明日はいかに

パズドラを運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントは2月2日に2017年12月期の通期決算を発表しました。
それによると売上高は923億円で、前年比17.9%減となっています。
また、アクティブユーザー数も2014年前期のピークから減少を続け、約3年近く経った現在、その数は半数までに減少しているとのことです。
そしてガンホーもその状況をただ受け入れるだけでなく、パズドラの新規アニメ展開や日本でのeスポーツへの参加など新規ユーザーを呼び込む行動を起こしています。
今回はその件について触れていきたいと思います。

個人的には「今の」パズドラは新規ユーザーを取り入れることは難しいと思います。
まず単純にダンジョンを攻略するためのギミックが複雑すぎることです。
今のパズドラではモンスター固有の覚醒スキルに加えて能力を追加させる潜在覚醒スキル、一部のモンスターのレベルを限界突破させた上でプラスを使ってランダムで覚醒させる超覚醒スキルなどモンスターの攻撃力やHPを強化する要素と敵モンスターが行う嫌がらせギミックの調整を上手く行う必要があり、肝心のパズル能力よりダンジョンギミック対策が必要であり「パズルゲーム」として遊ぶのが難しいと言えます。

次に育成要素がめんどくさいことです。
最近のパズドラのガチャ限定モンスターの進化には降臨モンスターを使う進化が多いですが、その降臨モンスターを入手することが難しかったり進化する手間がかかったりなどめんどくいと感じてしまうことがあります。
モンストのように進化を省略できるアイテムがないため、一から素材となる降臨モンスターを集めることは絶対となります。
やりこんだユーザーでさえそのように感じる中、新規ユーザーがその苦行をくぐり抜けていけるかどうか怪しいと思います。


さらにゲームをプレイしやすくなっていない点が挙げられます。
パズドラのモンスターボックスはスキル上げの関係で進化素材と共有となっています。そのため、上記のようなガチャ限定のモンスターの進化にいくつかのモンスターを育てる際に進化素材を揃えるだけでモンスターボックスが圧迫されやすいです。
最近のパズドラは売上の関係なのか配布魔法石が一時期より少なくなっています。
しかし、相変わらずパズドラのガチャの頻度は増加傾向にあり、魔法石の使用頻度が多過ぎる状況です。
そのためダンジョンをクリアする前に進化させることが出来ずにやめてしまう状況も生じてしまいます。


以上が個人的に今のパズドラのユーザー減少に繋がる現状だと思います。
個人的にはきちんと新規ユーザーを呼び込むのであればパクリと呼ばれてもモンストのような素材ボックスや進化補助・コンテニュー用アイテムを導入したり、敵の嫌がらせギミックの見直しなどが必要だと思います。
しかし、今のガンホーのパズドラに対する取り組みを見るとそのようなことは起きそうもないと思います。
6周年の発表も含めてこれからガンホーは残ったユーザーに対してどのような取り組みを行っていくか見ていきたいと思います。