ネネのまったりブログ

管理人ネネが雑記を交えつつ、関心の強い「人間」と「自然」に触れていくブログです。

「現金」を使うこと

以前、安全性の面から現金を使うことについての記事を書かせていただきました。

 

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今回は現金を使うことの「コスト」や「リスク」について触れたいと思います。
現在、現金は紙幣と小銭があり、クレジットカードや電子マネーを利用出来る機会が増えてきていても多くの人が利用しています。
この状況を生み出している要因にATMが挙げられます。日本の銀行やコンビニには数多くのATMが設置さており、現金を引き出すことが容易に行うことが出来ます。
しかも祝日や深夜などの時間外での利用以外では手数料を取られることはないため手軽に利用出来ます。
そこに日本の治安の良さによる安全性も合わせて現金を利用しやすい環境が整っています。
しかしそのATMの利用にはコストがかかります。
まず単純にATMを利用するための維持費です。機種によりますがATM一台の価格は約300万円。その上にシステムの利用などで一台で毎月約30万円の費用が必要と言われています。
他にも現金はスーパーやコンビニなどの店舗から売上として輸送するための人件費や車両費など普段の生活ではわかりにくいところで費用がかかります。

また現金を使うことにはリスクも伴います。
紙幣や小銭は落としてしまった際、それを証明することが困難であり、すぐに発見できない場合持ち主の手元に戻る可能性は低くなります。
それは強盗も同じことが言えるため、治安がいいとはいえ現金の利用には注意が必要です。

 

日本の整った治安の良さと利便性の高いATMの発展によって作られた現金主義社会。
しかしその現金主義社会を維持するためにかかるコストやリスクを考慮した時、技術の発展により世界中でキャッシュレス化が進む状況で日本はいつまでこの現金主義を維持し続けることが出来るでしょうか。