日本のお金事情
スウェーデンやデンマークで現金による高額取引が制限されてキャッシュレスの流れが起きている一方で日本の現状はどうなのかを見ていきたいと思います。
現在、日本では現金の利用が高いと言われています。
日本でも昔より強盗をはじめとした犯罪が増えているとはいえ海外と比べると治安が良く現金の引き出しにも高い税がかからないため現金が多く利用されます。
それでも日常生活ではクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードが利用できる場所が広がったことやポイントなどのサービスの充実によって利用者が増加しており徐々に現金の利用が減っています。
現金は匿名性が高いため違法取引や脱税などの犯罪に利用されてしまいます。そのため利用した際に必ず履歴が残るクレジットカードや電子マネーの浸透はいいことであると思います。理想は口座に現金をおいたまま全ての買い物やサービスを利用できるようになることではないかと思います。
しかし、それはあくまで平和な日常生活を送ることが出来る状態でのことなので地震などの天災や電気システムの事故が起きた際はクレジットカードや電子マネーの利用が出来なくなってしまうことがあります。
日本ではまだまだ完全なキャッシュレスは無理だと思いますが、日本でも強盗のような身近な犯罪が増えつつ中それらを少しでも防ぐためにも、匿名性が高くそれ自身に価値のある現金に代わるシステムの導入は必要ではないかと思います。
参考資料
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=53983?site=nli