好きなマンガ③
先日、自分の未熟さについて今更実感し、今更気持ちを改める決意表明をさせていただいたネネです。
本日は私が「地球と人間」を意識するようになった作品の一つである「シャーマンキング」を紹介したいと思います。
あらすじ
森羅学園中等部に通う少年・小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。少年の名は麻倉葉。彼は霊と様々な交流ができる者、シャーマンと呼ばれる者達の一人だった。彼は500年に一度行われるシャーマン同士の戦い、シャーマンファイトに参加するために上京してきていた。「シャーマンファイト」、それは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める戦い。葉と友人になったまん太は、彼を通じて様々なシャーマンたちと出会い、その戦いを目撃していく。
あらすじのように霊能力を持つシャーマンが己の持ち霊を自身の体や持ち物に合体させることでシャーマン同士が戦っていく少年ジャンプのバトルマンガです。
自身の体に霊を合体させる憑依合体
自身の武器に霊を合体させるオーバーソウル
世界中のシャーマンが登場するため、多くの霊現象が作品中に登場します。
魔女
ドラキュラ
などの有名な霊現象を操るシャーマンが登場します。
個人的にこの作品で好きなのは作者の武井先生の丁寧な「キャラ設定」やシャーマンという特殊な能力を持ちながらも描かれる「人間としての思い」です。
「キャラ設定」は一見ストーリーでは触れられないサブキャラクターの過去やわずか数ページ程度に登場したキャラの詳細などが描かれており、キャラ設定を見るのが好きな私はとても嬉しい点です。
そして霊能力という特殊な力を持っているからこその彼ら彼女らの葛藤や思いも生まれた国、生い立ちによって千差万別にあり、その根本にある考えは間違っていないもの。しかし、それを乗り越えて、進むべき方向に進んでいく姿は見ごたえがあります。
敵となるハオの生い立ちや最終決戦の戦いもただ敵を倒すだけでない描かれ方も非常に好きなポイントです。
世界中の霊現象を含めつつ、地球の長い歴史の英知を持つ精霊王を巡るシャーマンの物語、ぜひ一読いかかでしょうか。