セールス110位を記録してなんなすいません
前回のコラボであるシンカリオンコラボの後半、セールスランキングが110位近くに落ち込みました。これについて個人的に思うことと最近のパズドラ事情から感じることについて書いていきたいと思います。
ガチャラッシュの反動
夏頃にコラボ・季節・オリジナルキャラを含めてガチャラッシュが続いていたことが指摘され炎上しました。運営側もユーザーからの悲鳴が大きかったことを受けて一時的にコラボラッシュは止まりました。しかしそれからの新規コラボであるサムライスピリッツ、富士見ファンタジアコラボは性能が高い代わりにガチャ一回にかかる魔法石の数が増加しています。
そして今回のシンカリオンコラボは以前のコラボと同じ石5個のコラボである代わりに上記のコラボのキャラクターよりは性能が低く魅力的に感じられないものでした。コンプ勢や動画投稿者などはそれでもガチャを回す人がいました。しかし当然のことながら売上はよろしくなかったのでダイケガチャでキャラクターを強化して魅力的に見せようとしましたがそれも失敗してついにセールス110位を記録してしまいました。
このことから「現状パズドラはガチャ以外での集金方法がない」ということを数字で示してしまったと言えます。もちろん他のアプリゲームもガチャが主な集金方法であるためそれ自体は悪いことでありません。ただパズドラの場合は育成の緩和によって育成のためにダンジョンを周回する要素が少なすぎるためダンジョン周回による課金はあまり見込めないのが現状です。そのため他のゲーム以上にガチャが売上の生命線となっています。なので今回のシンカリオンのように魅力的なガチャがなければ売上が一気に落ち込んでしまいます。
運営の限界?
そのような状況であれば運営側も何かしらの対策として周回したくなるような魅力的なダンジョンを作ったりするものですが、おそらく現在のガンホーにはそのためのアイディアと技術力はないと思われます。最近はストーリーや検定など新しいダンジョンの実装自体は行われていますがどれも一度クリアして終わりのものばかりです。運営側はランダンを含めてこれらのダンジョンを実装する事でユーザー側にやることを提供しているつもりでいるようですが、多くのユーザーが望んでいるのは新しい周回する理由のあるダンジョンであり、温度差はなかなか埋まりません。
また他のアプリゲームではゲームを盛り上げるために配信など色々なイベントを行っていますが、ガンホーは既にパズドラが知名度があるために慢心しているのかそういった面は非常にやる気が感じられません。それはコラボ先への配慮のなさにも現れていると思います。
消費者庁コラボの影響で生放送を行うことが出来なくなったとはいえ盛り上げる気がなさすぎると思います。
ギミックもあいかわらずユーザーが面白くないと感じるものばかりでパズルゲームの爽快感がありません。
そしてそれがアプリゲームの運営としてのガンホーの限界だと思います。全盛期はその人気から上記のような面は個性として受け入れられてきましたがガチャラッシュややることナインガルダ状態になりユーザーの不満が溜まりやすくなったにもかかわらず搾取第一であるためユーザーの引退ラッシュが目につきやすくなっています。
そしてこの記事を書いている途中で仮面ライダーコラボ→クリスマスガチャ→シーズンゴッドフェス→ガンホーコラボガチャと再び怒涛のガチャラッシュが発表されました。そしてクリスマスガチャ、シーズンゴッドフェスにそれぞれ魅力的なキャラを入れることで多くのユーザーが不満を漏らしながらガチャを回し、見事一時的ですがセールス1位を獲得しました。
このことから交換不可で入手手段がほぼガチャしかない優秀なキャラを入れるだけで廃課金からお金を巻き上げることが出来るのでまだまだサービス自体は続くでしょうね。
ただユーザーの不満は再び高まる一方なので引退ラッシュも止まらないと思われます。
キスカ修正
ゼノンザードにおいて新たなカード修正が行われました。
今回は上方修正と下方修正の両方が行われました。
その内容とそれについて思うことについて書いていきたいと思います。
1上方修正
まず上方修正。
緑のヤクーツォーク、青のジェイドカラヤン、無色のカトラスが強化されました。公式サイトでも記述されているようにそれぞれの長所を伸ばすことでより使える範囲を広げていると言え、いいと思います。
2、下方修正
これが一番の見所だと思います。
個人的にキスカは現在のBeyond環境を築いたカードだと思います。キスカの効果でオッドアイやアリュシナシオンをトラッシュに送ることで盤面を整理したりトークンを出して攻防を行えるなど利点が大きいためBeyondリリース直後に環境を支配しました。赤白アグロや無色デッキが台頭してきたのはこのキスカによるフォース破壊コンボが強力なためそれに対抗するために出てきたと思います。そのためアオバ同様環境に与えた影響力は大きいと思います。
修正内容はキスカの特徴を残しつつコストを上げたり効果を縮小することで今までの強力な盤面制圧を行えないようにしてありいい調整であると思います。これにより白や緑などのコントロールデッキも戦いやすくなると思います。
そして今回の修正で感じたのは運営側がしっかりゲームバランスを調整してくれるということです。
カードをデザインしてそれをリリースした時に運営側の想像を超える影響を与えることはよくあります。ただ売上や体裁の関係からなかなかそれが出来ない運営もいます。しかしバンダイはそれをきちんと行ってくれています。もちろん国内はシャドウバースをはじめとして多くのデジタルカードゲームが存在するためユーザー獲得も含めてユーザーが遊びやすい環境作りのために調整を行なっているのかもしれません。しかし修正を快く思わないユーザーもいるので諸刃の剣となりますし、スピリット還元を行わなければいけなく売上に影響が出る可能性もあります。それでも環境を整えることを優先してくれて好感が持てます。
その一方で今回は上方修正も行われました。これはいつ何時どのカードが必須カードになるかわからないため極力全カードを持っておいた方がいいということを示していると思います。個人的にはエピックあたりまではスピリットに余裕があれば極力残しておいた方がいいかと思います。レジェンドは生成コストが高いので流行っているデッキのレシピに必要なカードを生成するくらいが良いと思います。
とこのように今回のナーフに対する自分の考えを書いてみました。
ビッグイベントを行い、今後も盛り上がりを見せると思われるゼノンザード。
これからも注目していきたいと思います。
BEYOND 環境楽しい
先日、ゼノンザードに新パック「BEYOND」が追加されました。
それに伴ってデッキ環境が大きく変わりました。
BEYONDリリース前はミノタウロスのフォースで防御しつつ、ホリィのドローソースとヴィクソンのBP上昇で盤面を制圧するデッキが多く使われていました。
それに次いでアオバをメインとした黄単が使われていました。
そこにデッキトップから捨てたカードの破壊時効果を使用出来る「キスカ」を使った紫単や手札の青のフィールド・ミニオンをコストを無視して出せる「ゴールドウェザー」を使った青単などが台頭してきました。
さらにそれらのデッキに対策するデッキとしてバウンスカードを多く採用した黄単や襲撃を採用して速攻で相手を倒す赤単も注目されています。
まだ環境がしっかり固まっていないのもありますがそれぞれの色デッキが最善で戦える環境なのは私はとても好きです。
11月からはゲーム内でのイベントが盛りだくさんとなっておりこれからもゼノンザードを楽しんでいきたいと思います。
録画放送も下手くそなガンホー
2019年10月23日、久しぶりのパズドラ公式生配信が行われました。
しかしその内容も色々波紋を呼ぶ内容となっていました。
今回はその内容について触れていきたいと思います。
番組構成は前半のイベント情報、中盤の裏異形チャレンジ、終盤の進化情報という内容となっています。
前半部分のイベント情報は新たなフェス限定モンスターであるゼローグやファガンの追加や11月から毎日ログインすることで総数305個の魔法石を配布するなど昨年と同様にインパクトを与える内容であったと思います。
ただ問題はここからでした。
裏異形チャレンジは演者であるマックスむらい氏とハライチ岩井氏がマルチプレイで挑戦しノーコンクリアすることでユーザーに報酬がプレゼントされるといういつものものです。
ただ裏異形の存在はパズドラのダンジョン内でも上位に位置する難関ダンジョンです。そしてそこに挑戦するリーダーも弱くはないですが決して裏異形に適正があるリーダーとは言えません。(おそらくマルチプレイで勝てそうなリーダーを採用したのではないかと思われます。)
そのためダンジョン挑戦はなかなかスムーズに進まず、リテイクを数多く重ねる内容になってしまいました。ただ生放送ではないのでそういったシーンはいくらでも短く編集可能です。しかしそのような処理はされず、ダラダラと挑戦しては負ける姿が流された挙句最終的に惜しいところまで行けたもののクリアは出来ず、後日ソロプレイで裏異形をクリアすることで報酬を配ることになりました。
そのあとの究極進化や強化情報も長いチャレンジを見せられた後に足りる程であったと言われれば首を傾げてしまいます。
思わぬユーザーの反応からか山本大介氏は事前収録のため発表が間に合わなかった進化やイベント情報があるので楽しみにしてくださいと釈明も行なっています。
今回の生配信の騒動を見て私が感じたのはユーザー側と運営側の温度差が激しいということです。
運営側は久しぶりの新情報を提供する生配信で昔ながらのダンジョンチャレンジを行えばユーザーの多くが喜んでもらえると踏んでいたと思われます。確かにこれが「生放送」ならそれはありえたかもしれません。しかしこれは事前に収録された内容を放送する「生配信」。
すなわち余計な部分はユーザーに不信感を持たれたとしても「カットをはじめとした編集」がいくらでも可能です。特に今はYouTubeなどでゲーム実況者が多くの動画を上げており、連続でダンジョンに敗北した際も編集を行い視聴者が見やすい構成作りを行っています。
しかしそのような措置はされず生放送に近い作りになっていました。運営側はそれで面白くなると思ったようですが実際はそうはなりませんでした。これはユーザー側の多くはほどほどの長さのダンジョンチャレンジを見て究極進化情報を見たいのに運営側がそれを汲み取れなかったという形になりました。
結局運営側は「ユーザーが減って売上が落ちても一部のコアなコンプ勢や広告収入を得ている動画投稿勢などが課金してガチャ引いてくれるから大丈夫。石配布や新しい進化をほどほどに出せば問題なし。ついでにランキングダンジョンを多めに出せば王冠勢からほどほどに石を吐き出させられる」と思っており、それ以外はまあ適当でいいと思っていると感じました。
現状ユーザーが求めているのは新たな新キャラクターを試せる新ダンジョンや交換所限定キャラクターのためのダンジョン周回以外の新要素などです。なのにそれらも適当でガチャで人権キャラクターを追加して集金することばかりです。
このようなすれ違いがあれば反発が起こるのは当然だと思います。特に最近は何かと不祥事が多いにもかかわらず運営側はその姿勢を見直さず、これまで通りで大丈夫だと思っておりなんやかんやでみんな課金してガチャ引いてくれると考えていると思います。
それがあの生配信に表れていると思います。
実際次の富士見ファンタジア文庫コラボも何故か石消費が7個に値上がりし、キャラクター交換所も最高レア度のリナのみ。なのに今後活躍するであろうキャラクターが多く用意されています。
山本大介氏が述べたように今後何かしら魅力的なイベントが来るかもしれません。ただ結局はガチャでお金を巻き上げのが優先なのでキャラクターとダンジョンがインフレする以外はゲーム環境は変わらないと思います。
なぜならガンホーはそれでも廃課金勢がガチャに課金してもらえるから大丈夫だと思っているはずですから。
なので現在のパズドラユーザーの皆さんは運営に期待すぎるのは良くないですし、課金もほどほどほどに付き合っていくのが大事だと思います。
アオバ修正
ゼノンザードの新たなパックの登場時期が近づいてきました。
それと同時に公式サポーターである霜降り明星がイベントAIとして登場するなど盛り上がりを見せてきました。
そんな中驚きの話題が飛び込んできました。
それが「双頭頭領アオバ」の修正です。
アオバは黄色に属するコスト8の上級ミニオンです。
その能力からリリース初期はアオバをメインにした黄色のデッキが大流行しました。
その強さは二つの能力にあります。
ひとつは召喚された時にデッキの上から4枚を見てその中からフィールドミニオン2枚を公開した上で手札に加える能力です。この能力によって上級ミニオンを召喚した上で戦況を有利に進めるためのカードを手札に加えることが出来ます。そのため黄色単色だけでなく複数の色と混ぜた多色デッキでも採用されました。
ふたつめはアオバが行動を終えた後、他の自分のミニオンが召喚されるたびに再び行動可能にする能力です。この能力によってアオバによる追加攻撃が可能となり手札次第では速攻で勝敗を決することが出来ます。
以上の点からアオバをフィニッシャーにするデッキが安定した勝率をおさめ、アオバザードと呼ばれる瞬間が少しありました。
その後「魔術都市の9戦士」が登場し、白一色デッキをはじめとした各色のデッキでアオバの対策カードを用意しやすくなり徐々にフィニッシャーとしてのアオバの役割は少なくなりました。
それでもドローソースとしては優秀でありそのまま採用されるデッキが多かったようです。
そのような経緯から今回アオバが修正されることとなりました。
修正される点はコストの上昇、攻撃力の減少、ドロー効果の下方修正となります。
そしてこのアオバの修正について個人的には「早い」と思いました。
ゼノンザードはまだリリースされて日が浅くカードプルーも限られています。
しかも新パックのリリースも控えています。新カードの全貌はまだ完全に開放されていませんが、現在の環境に影響を与えるのは容易に想像出来ます。
その上でアオバにナーフをかけるのは運営が説明しているようにいろんなデッキにアオバが採用される環境を変化させたいと思われます。
当然新カードが追加されてもアオバが採用される多くのデッキに採用される環境は変化しない可能性はあります。
そのため新カードの追加に合わせて環境整理の意味も含めてナーフがされたと思います。
しかも初期のアオバの人気を考えると多くのプレイヤーがアオバを所有しているにもかかわらずナーフが来たのは正直意外でした。
個人的には新カードがリリースされてその様子を見てからかと思いました。
このナーフによってアオバの採用率は今よりは下がると思われます。
そして未知数の新カードとアオバの修正を合わせてこれからのゼノンゼードの環境はどのようになるのか楽しみです。
ゼノンザードはじめました。
いかにもYouTuberが新規ゲームシリーズをはじめる時に使うタイトルとなってしまっていますが、私もリリースされたばかりの「ゼノンザード」というゲームをはじめました。
今回はそのゼノンザードについて書いていきたいと思います。
ゼノンザードとは
ゼノンザードはバンダイから配信されているデジタルカードゲームです。
デジタルカードゲームは世界的に人気な「ハースストーン」をはじめ、国内では大きな人気を誇る「シャドーバース」やいつのまにかつまずいてしまった「クロノマギア」などいろんな種類のゲームがあります。
そんな中このゼノンザードには大きな特徴があります。
それが人工知能(AI)を利用して遊べる点です。
公式サイトを引用すると「ディープランニング等の機械学習のノウハウを活かし開発されたカードゲーム対戦特化型AIを搭載し、今までのカードゲームのようにパターン化されたCPUや人との対戦だけでなく、プレイを通じてのAI育成や人間とAIの対戦・人間とAIの共闘という新たな面白さを加えた新世代のデジタルカードゲーム。」と書かれています。
具体的には軸となるカードを一枚選べばAIが自動でデッキを作成してくれたり、対戦中も次の一手がはっきりしない場合はAIにアドバイスを求めることができます。
また対戦結果の優劣をグラフ分析やリプレイで立ち回りを見返すことが出来ます。
そのたデジタルカードゲーム初心者の方にも遊びやすくなっていると思います。
さらにこのゲームでは「フォース」と呼ばれる使用するデッキの特徴を補強する要素が用いられています。例えば戦闘を終了したモンスターをブロック出来るように起動したり、使用したマナを回復して相手の反撃に対応出来るようにするなど9種類のフォースがあります。その中から2種類を選んで対戦を行います。そのためフォースの特徴を理解した立ち回りを行う必要があり戦術の幅が広くなります。
魅力とデメリット
上記のAIのアドバイスによるゲーム性の理解に加えて相棒となるAI(ゲーム内ではバディAIと呼ばれます)にはそれぞれ職業をベースに個性豊かな設定がされています。そのバディAIのキャラクターボイスも有名声優さんが起用されたり、世界観を元にしたアニメが制作されたりなどプロモーションにも力が入れられています。
一方で個人的に少し違和感な点もあります。
ゼノンザードは同じカードを最大3枚までデッキに組むことが出来ます。そのため最高レア度であるレジェンドカードも3枚入れることが出来ます。しかしレジェンドカード作成は3500スピットが必要となります。上位のデッキはレジェンドカードを複数組むものが多いため中々ハードルが高いと思います。
国内アプリゲーム特徴のログイン報酬などが多くあるとはいえ簡単に上位のデッキを組むことは出来ないと言えます。
以上がゼノンザードをやってみた感想です。
バディAIのキャラクターやゲーム性に魅力を感じた方はぜひはじめてみるのをオススメします。
現在はリリース開始記念のパックチケットの配布が行われており、かつまだリリースされたばかりなのでデッキを組むためのパックも一種類しかないため投資もしやすいと思います。
カードゲーム初心者・経験者問わずプレイしてみてはいかがでしょうか。
イヴェルカーナ下方修正事件
パズドラにおける高い集金能力を誇る10個ガチャ。
その10個ガチャがあるモンスターハンターコラボが再び復刻しました。
れいのごとく新キャラを追加して廃課金ユーザーから集金を行う思惑が感じられます。
しかし今回の復刻コラボで大きな事件が起きてしまいました。
追加された新キャラの一体、イヴェルカーナ。
このキャラクターはモンスターハンターの新作の目玉のキャラクターのため、魅力的なリーダースキルを与えられました。
そのリーダースキルの一つに軽減があります。その軽減率が75%であると事前のデータから広まっていました。コラボキャラクターのリーダースキルにおける軽減率は今までは35%でした。その高い軽減率からイヴェルカーナをガチャ、交換所から入手しようとするユーザーが多数いました。
そしていざモンスターハンターコラボガチャが開始されました。その1時間後に緊急のメンテナンスが行われました。その後運営からアナウンスされた内容ではイヴェルカーナのリーダースキルの性能が想定と異なっていたためにメンテナンスが行われたとのことでした。この修正によってイヴェルカーナの軽減率は35%に修正されました。
その後メンテナンスの補填として魔法石がユーザー全員に配布されました。
この騒動は色んな問題を含んでいると思います。
まずガチャが実装されてからの緊急メンテナンス。
これは運営側が実装されるキャラクターの性能を事前にチェックしていないことを露見させてしまいました。
もし事前にチェックが行われていれば今回のような高すぎる軽減率設定は行われないはずです。にもかかわずガチャ実装までその事実に気づかなかったのは運営の落ち度と言わざるを得ないと言えます。
あの曲芸士ですら世間をざわつかせる騒動があったにも関わらず下方修正されなかったわけですから。
次はイヴェルカーナを入手したユーザーへの補填です。
運営からイヴェルカーナを入手したユーザー全員に所有している数×30個の魔法石を配布するとアナウンスされました。
しかし魔法石30個で入手出来るほどイヴェルカーナの排出率は高くありません。
また中には交換所を利用して入手したユーザーもいると思われます。こちらも魔法石30個で交換対象を揃えることは容易ではないと言えます。
一番悲惨なのはイヴェルカーナを狙って引けなかったユーザーです。努力が完全に無に帰しているからです。
素直にユーザーが使用した魔法石と交換対象を返還する措置でよかったと思いますが、それだと運営側が損してしまうのでこのような措置になったのでしょう。
最後は相変わらずのコラボ先への配慮のなさです。
今までパズドラはブリーチコラボの際に隠れまどマギコラボを行なったり、ダンジョンドロップが渋いことから検索先に「31 まずい」という不評被害を与えたりなどコラボしていただいた企業に迷惑をかける行為がしばしばありました。
そして今回はカプコンがこれから出す新作のキャラクターを使わせていただきながらこのような失態を起こしています。
昔はどうかわかりませんが、特に最近では集金のために自社コラボや季節イベントと絡めてガチャラッシュを開催しています。そのため、コラボ先に配慮するどころか集金要素の一つと認識していないかもしれません。
交換所限定キャラクターの連続実装もそのような意図があるのかもしれません。
元号が変わる前は急遽石100個配布などユーザーを驚かせるイベントを行っていました。
しかしその後はコラボラッシュでユーザーからの搾取が露骨になり始めました。
昨今のアプリゲームではユーザーの課金疲れやゲーム難易度への限界などで売上が低下傾向にあります。
ゲーム年数が長いパズドラもこの流れは避けられないと思います。
ただそれを露骨に行い、かつコラボ先への配慮が足りないままでは自身の寿命を早めるだけであると思います。